こんにちは!ゆきです。
今回は
「問題解決思考」のお話です。
ダイエットや勉強など
何かを達成したいと頑張れば
壁にぶつかることもありますよね。
その他にも、
- ブログのアクセス数が伸びない
- Twitterのフォロワーさんが増えない
- 子どもが言うことを聞かない
問題なんて上げればきりが
ありません。
この記事はそのどれにも役立つ
実践的な思考法を解説しています。
問題解決なんて今更感が
あるかもしれません。
しかし、一度学んでおけば
そのあとは様々な問題に
効率よく対処できます。
私はこの思考法を知ってから
闇雲に頑張ることをしなく
なりました。
また、理想へ近づいている姿が
リアルに感じられるように
なりました。
【この記事を読むことで】
- 問題の原因が絞れるようになる
- 効果のある解決策に注力できる
- 望む未来に近づいているイメージ
がつかめる
【この記事を読まないと】
- 色々な解決策の中から効果のあるものが
分からない - 遠回りや精神的負担が多くなる
- 諦めやすくなる
それでは解説していきます!
アイデアを出すときに陥りがちな思考法
問題解決をするときには
いくつかアイデアを思いつきますよね。
その中から良さそうなものを選んで
行動するのではないでしょうか?
この時に、思いついたアイデアを
とりあえず実行するのは
おすすめしません。
例えば、ダイエットで思うように
体重が減らなかったとします。
解決策としては
- 食事内容を変える
- ジムに通う
- 自宅で運動する
- トレーナーに頼む
- 仲間を見つけて一緒に頑張る
色々な方法が思い浮かびます。
だけど、この中で本当に効果的な
ものはどれでしょうか?
元々ハイカロリーな食事を
していたから、食事内容を見直す
ならまだわかります。
糖質を少し減らして、野菜や
高たんぱくの食材を増やすなどです。
一方で、高カロリーの食事はそのままに
運動量を増やして健康的に減量できた
とします。
この場合、運動を辞めてしまったら
体重は元のままか、リバウンドでさらに
増加してしまうでしょう。
その他にも、いくつか例を上げます。
「テストの点数が伸びないから
もっと勉強しよう。」
一見すると良さそうですが、本当は
正しい勉強法がわかっていない
から伸びないのかもしれません。
勉強時間ではなく、やり方に
改善点がある場合ですね。
「ブログのアクセス数が伸びない。
TwitterにブログのURLを貼ろう。」
確かに、見てくれる人は増えそうです。
でも情報発信の根本は
「需要と供給」ですよね。
そこがミスマッチを起こしているのかも
しれません。
このように、問題が起きたとき
最初に
「どうする?(対策)」
を考えてしまうことがあります。
もちろん、何もせずに放っておく
よりはずっといいです。
だけど、あなたの大切な
「時間」「労力」「お金」が
そこにかかっていますよね?
パッと思いついたアイデアが
効果的な解決策とは
限らないのです。
人生に紆余曲折や遠回りは
つきものです。
それがムダとも思いません。
でも、少ない労力で効率よく進む
選択肢もあったら、心から望む
未来はずっと近くなります。
原因から対策までの3ステップ
前半は、
「思いついたアイデアがいい
解決策とは限らない」
というお話でした。
後半は、
「原因の見つけ方から、効果のある
問題解決の立て方」
までを解説します。
ポイントは以下の3ステップです。
- どこに問題があるのか探す
- なぜその問題が起きたか考える
- どうすればいいかアイデアを
出す
ここで気づいていただきたいのは、
アイデアを出すのは3番目
ということです。
問題が起きた⇒どうする?
ではなく、
問題が起きた⇒どこから?
⇒なぜ?⇒どうする?
という流れです。
1つずつ解説します。
問題は「どこ」にある?
何かを目指すうえで壁にぶつかったり
トラブルにあったときに
出どころを探します。
なぜなら、問題を絞り込んで
特定する必要があるからです。
例えば、資格の勉強が
思ったより進んでいない場合を
考えます。
「どこ」が上手くいかなかったかを
絞っていきます。
「思ったより進んでいない」
「最初の3日は順調だったけど
その後から遅れ始めた」
「初日と比べて4日目以降は
1問にかける時間が増えた」
「1問の内容を理解するために
調べてまとめる時間が増えた」
といった感じです。
絞り込みは、漠然としていた問題が
具体的に形をもってくるまで
続けてください。
こうすると、ごく一部の問題しか解決
できないと感じるかもしれません。
でも、それで大丈夫です。
小さく具体的にした問題を何度も
解決することが大切だからです。
大きく漠然とした問題のまま
取り組まないでくださいね。
問題は「なぜ」起きた?
どこに問題があるかを絞ったら
次は、それが「なぜ」起きたかを
考えます。
先ほどの、勉強遅れの例で
解説します。
Q「1問の内容を理解するために
調べてまとめる時間が増えたのは
なぜ?」
A 解説を読んでもわからないから。
Q「解説を読んでもわからないのはなぜ?」
A その部分の基礎知識が足りないから。
Q「基礎知識が足りないのはなぜ?」
A 取り組み始めたばかりだから。
と言った感じです。
この時に、決して才能・能力・運などの
変えられないものに「なぜ?」の
原因を見出さないようにしてください。
例えば、
「解説を読んでもわからないのはなぜ?」
に対して
「頭が悪いから(能力)」
などですね。
必ず、自分が変えられるものに
目を向けてください。
トヨタ自動車はこの「なぜ?」を
5回繰り返して根本原因を深堀する
らしいですよ。
それくらい、原因の深堀は大事だ
ということでしょう。
個人でやる場合は、5回に
こだわらなくても大丈夫です。
ただ、1~2回だと、本当の
原因を見つけるまでには少し
物足りないかもしれません。
3回を目安に取り組んでみると
原因が見えてきます。
原因を打開できるアイデアを考える
原因が分かったところでやっと
「どうする?」という
アイデアを出します。
例えば資格の勉強が遅れる根本原因は
「新しい分野の勉強を始めたばかりで
基礎知識が足りないから」
でした。
基礎知識が足りなかったから、
問題が解けなかったのです。
それが、一番最初の
「資格の勉強が思ったより進まない」の
根本原因でした。
根本原因が分かったとこで
具体的な「どうする?」を
考えていきましょう。
Q「基礎知識を増やすにはどうする?」
- 詳しい参考書を買う
- ポイントをノートにまとめる
- ノートを定期的に復習する
- 基礎知識が身に付いたかを確認する
ために問題を解いてみる
と言った感じです。
必ず根本原因に関係するアイデアを
出してください。
この場合、
「問題をひたすら解く」という
アイデアは解決策からは遠いですよね。
まとめ
今回は【実践版】原因の見つけ方と
対策の思考法を解説しました。
ポイントは以下のようになります。
【問題解決の手順】
- どこに問題があるのか
- なぜその問題が起きたのか
- 原因を解決するためにどうするか
①どこに問題があるのか
上手くいかなくなった時期や
タイミングなど、具体的に
絞り込んでいきます。
漠然としていた大きな問題を
小さく、具体的なものにする
ステップです。
②なぜその問題が起きたのか
どこに問題があったのか絞れたら
その原因を深堀します。
3回くらい「なぜ?」を
繰り返すと根本原因が見えてきます。
③原因を解決するためにどうするか
根本原因がわかったらいよいよ
原因を解決できるような
アイデアを出していきます。
原因と直接関係ないアイデアは
出さないように注意しましょう。
そして、アイデアは実行できる
くらい具体的で無理のないものに
しましょう。
この3ステップはあらゆる問題に
使えます。
私たちは普段から様々な悩みを
抱えています。
「将来のことで安心できるように
なりたいでも・・・」
「仕事を辞めたいでも・・・」
「何かを続けられるようになりたい
でも・・・」
そんな葛藤は辛いですよね。
私も仕事を辞めて進学したので、
リスクや不安と、嫌と言うほど
向き合いました。
でも、悩んでいる間にも
「お金」「時間」「体力」は
どんどん減っていくんですよね。
だから問題解決思考は、
「今よりもきっとよくなる」
という現実的な希望でした。
もちろん、多少の試行錯誤は
ありました。
だけど、その度に学びに変えられた
のでゴールに近づく
感覚がありました。
「問題を小さく具体化し、
効果的な方法で1つずつ
解決していく。」
この思考法は才能や能力ではなく
練習でいくらでも上手くなります。
作業自体は地道で、少しずつ進んで
行きます。
ですが、これができれば
望む未来は当たり前のように
やってくるのです。